心身不調により休養中の横田栄司さんが、舞台「ジョン王」も降板されることになったと知りました。
9月初旬、10月上演予定の舞台「欲望という名の電車」の降板が発表されたときには、
え?あの横ちんが?
と驚きました。
これまでの印象として横田さんにそういった不調が訪れるとは思ってもみませんでした。
心身不調って周りには気づかれにくいと思うし、とても心配です。
「ジョン王」は尊敬する吉田鋼太郎さんの演出作品ですし、ご本人もとても楽しみにされていたと思うんです。
大河「鎌倉殿の13人」でも、多くの人々の印象に強く残った和田義盛を演じ、さぁここからブレイクか!?って時です。
長年ず~~っと舞台を見てきた一ファンとしては、鋼太郎さんのように映像でブレイクして欲しいと思ってきました。
今の鋼太郎さんは、「え?こんなところにも出演してたの?」っていうぐらい、ほんとにたくさんの作品に出演されてますよね。
ほんの少しの登場だけの作品もあるけれど、そのインパクトは強くてw
出演されてると思っていなくて、映画を見ててふいに登場したりするとびっくりするんです(笑)
そんな吉田鋼太郎さんに横田栄司さんも続け!って思っています。
けして映像の世界に行ってほしいわけではなく、多くの人にその名を知っていただき、舞台を観に行ってほしいのです。
「横田栄司さんが出てるからこの作品が観たい」
なんて思ってもらえたら最高じゃないですか✨
だから、しっかり、し~っかり身体を治して、また元気なお姿を舞台で観れるのを楽しみにしています!!
横田栄司さんは、文学座所属の俳優さんです。
1971年生まれの51歳。
私は、演出家:蜷川幸雄さんの舞台でその存在を知りました。
おすすめ作品は数多くありますが、印象深いのは「カリギュラ」(蜷川幸雄演出)です。
2007年秋に上演の作品で、私はメインキャストの勝治涼くん推しなこともあり、複数回何度も観劇しました。
印象深いというか、印象深い「役」ですね。
横田さん演じるエリコンが、下手の舞台端にもたれながら、生の玉ねぎをガリガリとかじる演出がありました。
衝撃でした(笑)
え、玉ねぎ? まさかの生? 大丈夫?
って思ってました(笑)
2014年に上演の「ジュリアス・シーザー」も印象に残る作品。
蜷川幸雄さんの演出で、藤原竜也くん、吉田鋼太郎さん、横田栄司さん、阿部寛さん、がメインキャストを務めた作品。
主人公は有名なセリフ『ブルータスよ、おまえもか!』の阿部さん演じるブルータスなので、横田さん演じるシーザーは、とっとと死んでしまいます💦
ですが、それぞれ役柄がとても印象に残ってます。舞台全体に設置された大階段のうえで繰り広げられるあれやこれ、いまだにふと思い出せます。
久しぶりに観たくなりました。
映像は持っているので久々に観ようかな✨