観劇沼におちて

舞台が好きです。沼落ちしてからもう何十年?観劇メモがわりの備忘録ブログです。

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劇団☆新感線「薔薇とサムライ2」2022.10.15&10.20大阪公演千秋楽の感想

2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演

SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2~海賊女王の帰還~』

 

『薔薇とサムライ2~海賊女王の帰還~』を観劇してきました✨

待ってました!

大好きな劇団☆新感線の公演、大好きな古田新太さんの舞台!

やっと大阪に来てくれましたよ~

前作「薔薇とサムライ」からもう12年!?

時が経つのはやっっっ!

ついこないだのような気がしないでもないのに・・・💦

ということで行ってきました、フェスティバルホールへ!

 

会場:フェスティバルホール(大阪)10/5~10/20

10月15日(土)13:00開演 1階29列42番

10月20日(木)13:00開演 2階2列53番(大阪公演千秋楽)

 

上演時間

1幕:1時間30分

~休憩:20分~

2幕:1時間30分

  合計:約3時間20分

 

キャスト・スタッフ

作:中島かずき

演出:いのうえひでのり

作詞:森雪之丞

 

石川五右衛門/古田新太

クイーン・アンヌ/天海祐希

ロザリオ・イクシタニア/石田ニコル

ラウル・ド・ボスコーニュ/神尾楓珠

マリア・グランデ女王/高田聖子

ケッペル・レンテス/粟根まこと

エリザベッタ・アミスタ内務大臣/森奈みはる

マクシミリアン・ド・ラブズブール/早乙女友貴

ベルナルド・アミスタ/西垣匠

ボルマン・ロードス宰相/生瀬勝久

 

あらすじ

女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て王国の混乱を収め国王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる・・・
17世紀初め。女海賊アンヌ・デ・アルワイダ(天海祐希)が天下の大泥棒石川五右衛門(古田新太)の協力を得てコルドニア王国の混乱を収め、国王となってから10数年が過ぎようとしていた。
南の島、デルソル島。科学者ケッペル・レンテス(粟根まこと)がとある研究に勤しんでいると、島を欧州の兵が襲撃。島民を奴隷として捕まえていく。が、そこに現れた五右衛門のおかげで兵士達を撃退する。
彼らがコルドニア王国の兵士だと気づく五右衛門。平和主義だったアンヌがなぜ? 訝しんだ五右衛門は彼女の真意を確かめるため、ケッペルと共にコルドニアに向かう。その頃、コルドニアには新たな危機が訪れようとしていた。(中略)
そしてコルドニアに魔の手が迫る中、アンヌにも予想外の事態が!
果たしてアンヌは己の誇りにかけて、国と民を護れるか――!?

 

www.vi-shinkansen.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやもう、とにかく楽しくて!

新感線のRシリーズは、ロックサウンドにメタル歌唱がハラに響く!

って感じで、ノリもよくまさにお祭り騒ぎ!

五右衛門とアンヌが背中合わせに見得を切るなんて、サイコーにかっこいいじゃなですか❤❤

 

階段下から見上げると

 

 

フェスティバルホールは赤い大階段があるのですが、そこに、デデーンと大きなビジュアルポスターが掛けられています。

下から見上げると、赤色も相まってもうわくわくしちゃいますね✨

大階段を上がると今度は大きな大きな、五右衛門とアンヌのパネルがあります。

 

 

そして、長~いエスカレータを上がるとロビーです。

ロビーではグッズ販売があるのですが、今回は全く買う気が無かったのに、なんというタイミングか全然並んでない時に見てしまい、目の前にいたスタッフさんが来てたTシャツが可愛くて「後ろくるっと回ってみて♪」とお願いしてみたり(笑)

その後、ふらっと買っちゃいました(笑)

クリアファイル、Tシャツ、スカーフ

 

以下、ネタばれ多いに含んでいます。閲覧注意✋

 

☆観劇の感想など☆

前作の後日譚、海賊アンヌが国王となり国を治めているころ、五右衛門は南の島にいた

登場からアレな感じで(笑) これぞ新感線☆

箱の中からとか、物?の中からとか、パイナップルとか(笑)

いわくつきの”塩”を研究しているケッペル先生と、それを世界中から集めて廃棄している五右衛門が、”塩”が取れるという島にいるところから始まるお話。

随所に、その島で取れる”ブルブルの実”から作ったジュースを飲む場面がある。

その名も”ブルブルジュース”

これを飲むとなぜか自然に、本人の意思とは関係なく、体が踊りだす(笑)

なんでやねん(笑)

その”塩”というのは、いわゆる麻薬のようなもので、パンや料理に入れて体内に入ると人が壊れる、というもの。

気づかれないように世界中に広めて、世界の実権を握ってしまおうという野望を目論むのが生瀬さん演じるボルマン宰相。

ボルマンと手を組むのが、高田聖子ちゃん演じるソルバニアノッソの女王マリア。

この二人がいわゆる悪もんね(笑)

また、うまいんだ悪もんが(笑) 生瀬さんも聖子ちゃんも顔で演じるしねwww

古田さんと生瀬さんが同じ板のうえにいるだけでわくわくしちゃいますw

 

出演していないのに存在感抜群のシャルル

ボスコーニュの国王でラウルの兄、シャルル・ド・ボスコーニュ。

前作ではアンヌに恋するウザい青年シャルルを浦井健治くんが演じました。

今作では、冒頭で”シャルルは死んだ”と紹介されていて、「えーーーーーーーーっ!?」っと心の中で叫んでいたのですが、中盤で実は生きていたと。

シャルルが可愛がっている鷲がラウル宛の手紙を持って来て生存が判明するのですが、その手紙をラウルが読むと映像でシャルル登場!

あいかわらずウザい感満載で(笑)

ウザいしバカなんだけど(笑)、五右衛門にもアンヌにも信頼されているし、国王としてはしっかりやっていたようなんですよね。

浦井シャルルに再び会えなかったのは残念だけど、スピンオフとかやってほしいなぁと思っているのは私だけじゃないはず!

 

ジェンヌ時代の再来!?天海さんにキャー❤

一幕最後にとある事件事故で記憶を無くしてしまうアンヌ。

二幕では、怪盗紳士なる盗賊が世間をにぎわせていると貴族の間で話題になっている。

誰々のところもやられたとか、マリア女王からの贈り物も盗まれた、とか。

マリア女王の舞踏会に颯爽と現れた黒髪でタキシード姿の男性。

タカラジェンヌ時代の男役を彷彿とさせる佇まい!!

劇場の温度が上がったような気がしました(笑)

おそらくジェンヌ時代からのファンも多く会場にいらっしゃたのではないでしょうか。

きっと、めちゃくちゃ嬉しいのでしょうね~~❤

私は宝塚は観たことがないですし、退団されてからの天海さんが好きです。

特に舞台が好き✨

新感線にも何度も出演されていますしね♪

いやほんと、黒のタキシード姿で踊る怪盗アンヌはめちゃくちゃカッコよかったです❤

ハートを撃ち抜かれた人、ぜったい多いはず!(笑)

 

これぞ新感線!

ロックな生演奏に、歌って踊って、バカなシーンもありつつ、でも、立ち回りはめちゃくちゃかっこいい。

お話も分かりやすく、時にはホロっとさせる場面もあり、心にトスっと刺さるようなセリフがあったり。

さすが、中島かずきさん、いのうえひでのりさんです。

やっぱり大好きです、劇団☆新感線✨

薔薇サム2の制作が発表されたときにふと思い出してしまったんですよね。

前作は神田沙也加さんがとても可愛らしかったな~とか

五右衛門といえば3に三浦春馬さんが出てたなぁ~とか。。。

考えると切なくなってしまいますね。。。残念なことですが。。。

 

大阪公演千秋楽は大盛り上がり!

新感線の舞台は可能な限り千秋楽も押さえます。

なぜかって、それは、せんべい撒きがあるから🍘

今はコロナ禍で”撒く”ことはできず、”出口で配布”となっていますが。

エアせんべい撒きで楽しみましたw

キャストの皆様、結構本気で撒いてくださってますので(笑)、こちらも受け取らねば!

それともうひとつ、音楽系の作品はカーテンコールのあとに、ぷちライブがあるのが楽しみなのです!

今回もありました♬

スタンディングで手拍子や拳突き上げ!

4曲ほどありましたね✨天海さんが歌ってくれたのも嬉しかった~~

このお祭り騒ぎ!

これだから千秋楽はやめられない!

 

無事に大阪公演までは完走されました。

おめでとうございます!!

今は何があるかわからないですからね。突然の中止もやむなし。。。

コロナだけではなく、けがもなく無事に終えられて本当に良かった。

ありがとうございました!

この後、11月1日から12月6日までは東京公演ですね。

新橋演舞場✨

こちらも無事に完走されますように✋

 

千秋楽 恒例のおせんべい🍘またいつか客席に”撒かれる”日を楽しみに

 

千秋楽にはTシャツを着て

バッグにも薔薇サム2スカーフを結んで